九千部岳に登ってみた。
おでかけ / しましま
2021/08/02 15:00

雲仙温泉にあるゲストハウス「TSUDOI」のオーナー「いっちー」こと、市来さんのガイドで九千部岳トレッキングに行ってみました。

九千部岳とは、雲仙岳の北西方向にある山で、標高1,062mの火山活動でできた山です。
初夏は山一面に開いたヤマボウシが山肌に美しく咲き誇り、山頂からは普賢岳、国見岳、妙見岳など標高1,300mを超える山々を一望できます。 

代表的な登山口は、主に2箇所。田代原トレイルセンター、または第二吹越駐車場から600mほど歩くとある登山口から登ります。


今回は、田代原トレイルセンターより入山しました。
市来さんは、安全を考慮した装備で登場!
初心者は安心してトレッキングに挑戦することができます。

行ってきまーす。


島原半島に住む人なら毎日見えているはずの雲仙ですが、木の種類の違いや、雲仙にしか自生しない植物、鳥の声など初めて見る・聞く自然がたくさん!
道中では普段知ることのできない四季の自然や山の魅力を、市来さんがおもしろ楽しく紹介してくれます。


植物や鳥のさえずりに癒されながら進んでいると、たちまち険しい登山道が始まります。
ベストビューポイントが何箇所かあるので、その度に感動しながら山頂へ!


山頂近くの下の方に九千部大明神石窟があります。雲仙岳は昔々、神聖な山とされる霊山でした。石窟の中には「九千部大明神の像」が祀られていて厳かな雰囲気。

聞いた話によると、奈良時代の僧、行基(668年〜749年)は山頂で一万部の経文を読み書き写すという修行を行っていたとき、観音様が行基を試すために美女に姿を変え、行基の前に現れたところ、あと1部の9999部というところで気が緩んでしまって美女に見とれ、読めなくなったそうです。


1062.4Mの山頂へ到着!
この日は至高の一枚が撮れそうな晴天でした。
普段は霧がかかることも珍しくないので、この晴天にこの景色を見ることができたのは幸運です。

市来さんが山頂で豆から挽いたコーヒーをご馳走してくれました。
小学生には蜂蜜入りのミルク。
最高の1日を過ごすことができました。


トレッキングが初めてで、安全面が不安だったり、雲仙のことについての楽しいガイドに興味がある方は市来さんのガイドがおすすめです。
冒険へ出かけましょう。

TSUDOI Guest House
〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙323-2-2
TEL 0957-60-4225
https://www.unzen-tsudoi.com/

料金などの詳細はこちら
https://64b3b929-d273-46fa-a9f7-91302444e131.filesusr.com/ugd/601ab4_f1e2e95f56b34aa48fc9e7f286738b74.pdf


ツイート
LINEで送る
関連記事